http://kodokunikki.fc2web.com/

わたしも職業のことではありませんが、こういう鬱々とした日々を同じようにどこにも出口なんてなさそうな閉塞感の中で過ごしたことがあるため、共感と何とも言えない気持ちとで、ずっとこの日記を読んでいました。最近、この日記の主は脱皮したようです。

「自分に気づく」と言うことは、自尊心というやっかいな衣を「自分自身で取り払い」、「そこに現れたものを自分が否定せず見つめる」ことだと思っています。他の人はどうかわかりませんが、わたしにとってこれはとても大変なことでした。自尊心の無い人に他者を理解する事はできませんが、包まっているものが自分の一つの重要なパーツであったなら、それはとても居心地が良く、格好の逃げ道をいつだって用意するからです。

作者がそれを行った経験、選んだ道はどんなものであれ必ず自分の力となると信じています。つーかわたしがそうでした。「自分に気づかず」道を選んだら、それは力にはならないです。不満と満たされない気持ちは、自尊心にまた逃げ道を作る材料を与えると思うからです。

顔も知らないし、日記の作者はわたしがこの日記をずっと読んでいたことすら知らないですが、わたしはひっそりと遠い空の下から彼を応援します。がんばれがんばれ。よくやった。