僕のリュックサックには猫、猫が爆弾を仕掛ける

高校生が爆弾を校舎に投げ込んだ事件が起こったというのをニュースで見たとき、わたしが一番最初に思ったのは『ああ、なんだか間違っちゃったんだな』でした。
思春期の肥大した自意識と折り合いがつかなくてバランスを崩し、広い意味でのこの世からありゃっと転がり落ちてしまう人たちは、わりと普通にいるような気がします。いくら世界を燃やしたいと思っても実際には世界は燃えたりしないし、自分がいくら死にたいと思ってもうずくまって息をしてたらよほどのことがないと死にません。
爆弾を持った高校3年生は一体どこに行きたかったのですかね。爆弾は高校3年生の何かになっていたのでしょうか。

誰も死ななくて良かったと思います。28歳のわたしは、やっぱり高校3年生は間違っているなあと思います。

なんかYahooのニューストピックスが「高校爆発」ってなってて驚いた。いろんな意味で。