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はてなで日記を書いてるニートの方だそうです。あちこちでエントリを見かけて、その後ご本人がYouTubeに動画をアップされたのでわたくしも拝見しました。

 
ニートが良いか悪いかってのはさておき、最後のほうの女優の方の「腑に落ちないわぁ!ぷんぷん!」みたいな物言いがアレだなぁと思いました。ニートについてはいろいろな考え方や意見があるようですが、わたしは需要と供給が成立しているならそれもありなんじゃね?という意見なので(例えばこの鈴木さん(仮名)の人は、親御さんが彼がニートであることを認めていて、鈴木さんもそれを希望しているという前提であるならアリ)、特に何を思うわけでもなく拝見しました。ただ「いつでも働ける」ってのは無いよなぁと思ったくらいです。仕事を本当に選ばずに日雇い肉体労働でもなんでもやる、ってなったら多少あるかもしらんけどね。
 
この方とわたしはほぼ同世代なわけですけど、何が違うのかなあと考えてみたところ、両親の教育方針なのかなあと思った。うちの両親は「何でも好きなことをやってみたらいいよ、ただし自分の責任でね♡」という教育方針の下、経済的な援助は一切してくれないというかなりの放任主義者だったです。だからわたしは高校生から一人暮らしで、働いてお金を得ないと自分の好きなものを手に入れることはできなかったし、ご飯も食べられなかったし、大学の学費も払えなかったし、何かヘタなことをやってその後自分で責任を取れないようなまねはできなかった。どうやったらいい?という相談には積極的に乗ってくれたですけどね。両親のこの教育方針は徹底していて(だからこそ今感謝もしているのだけども)、だからわたしは「働かないで生きる方法」を知らないわけです。鈴木さん(仮名)はきっと知ってるんだろうな。もし何でも「してくれる」両親だったらわたしは今別の道を歩いてるだろうと思います。どんなのかはわからないけど。
 
でも個人的に「働く事」は面白いので、一度くらいはきちんと仕事してみるのもいいんじゃないかなとは思う。そういう意味ではもったいないかもと思うので、否定もしないけど肯定もする必要もないってかんじだろうなあ。