育ちの良いひと

わたしは品の良い、育ちの良さそうなひとが好きです。というか、憧れます。品の良いひとっていうのはどういう人かというと色々あるんですけど、最も良くわかるとわたしが個人的に思うのは「食事」です。わたしも含めて、そこらへんの普通の人とはまったく違うと感じます。品の良いひとは何ていうか、食事を「悠々と」「楽しそうに」「召し上がる」のです。そして箸やナイフやフォーク、スプーンの一連の運びがとても洗練されています。持ち方、食べ物の分け方、口に含むという動作、一連の動きがとてもスマートで綺麗なのです。ひとつひとつ丁寧にきちんと「召し上がっている」感じ。テーブルマナーとかはあまり関係ないみたいです。そういう食事をしているひとは、男性であれ女性であれ、なんだかわたしにはとても魅力的に見えます。
 
そういう「綺麗な食事」をできる人に憧れてもうずいぶん経つんですけど、一向に自分がそうなれる気配がありません。今日わたしと食事を摂ってくれた人もとても綺麗な食事をする人で、なんだかわたしは恥ずかしくなりました。いつかなれるといいなぁと思います。