なんかちがう

ダイエットブログを色々と時間の空いたときに見ているんですが、世の中には色々な人がいるなあと良く思います。たとえば順調に何がしかの方法で体重を落としている人のブログのコメント欄に、「あなたのやり方は間違っている。ダイエットとはこうあるべき」とかそういうのがあったりする。こういう人を見るとわたしは「着物を着ているときのおせっかいばばあ」を思い出します。わたしは普段よく着物を着ますが、電車とか駅とかそういう色々な人がいるところに居ると「ちょっと、帯はもうちょっと上で締めたほうがいいわよ」とか「襟を見せすぎ」とか、全然面識のない人にいきなり言われ、酷い人になると直そうとしてきたりするのです(着付け云々より公共のマナー的にそっちのが格段にありえない)。帯をこころもち下で結んでいるのは長時間着ていないといけないとき(含食事。下のほうで結ぶとすこし楽)で、半襟を多めに出しているときはわたしが譲り受けた着物を着ていて裄が足りなかったりするとひとつの着付けの形態としてやっているだけなのですが、それでも親切なんだかなんなんだか、こういう行動を積極的に取る人がいるのです。なんか「アヴァー」ってなります。
そしてダイエットを失敗したことを書いている人のところにも同じような人がいたりします。知識はありそうだし親切なつもりでやってんのかも知れないけど、こういう人を見たり会ったりするといつも「なんかちがうんだよなあ…」となんとも言えないアヴァーな気持ちになります。